「ソウル市はシンクホール安全地図を直ちに公開せよ」運輸労働者が情報公開請求/韓国の労災・安全衛生2025年4月2日

民主労働総公共交通労組、ソウルウォッチ、情報公開センター関係者らが2日、ソウル中区のソウル市前で記者会見を行い、ソウル市の「シンクホール安全地図」を正面公開庁と要求している。

シンクホール(床陥落)事故でバイク運転者が死亡すると、配達ライダーなど交通労働者がソウル市に『地盤沈下安全地図』の公開を要求した。 ソウル市は『シンクホールリスク評価』を目的に作られた地図ではないため公開が難しかった。

民主労働総公共運輸労働組合、情報公開センターなどは、ソウル市事前に記者会見を行って「運輸労働者には道路が仕事の場」で、「生命と安全のために、地盤沈下安全地図を公開せよ」とソウル市に要求した。

先月24日、ソウル江東区明逸洞で、直径20メートル、深さ18メートルの大型シンクホールができ、バイクに乗って通っていたパク某さん( 34 )が亡くなった。パクさんは副業として、配達をしていないと伝えられた。

ライダーユニオンのク・ギョンヒョン支部長は記者会見で「一日に12時間、道路を走るライダー達、今は道路が突然床下に見えないという恐怖まで持って仕事をしなければいけない。」 「地下空間の危険情報を公開して、交通労働者が安全に働ける環境を作らなければいけない」公共交通労組タクシー支部のキム・ジョンヒョン支部長も「道路が安全な契約、道路を利用する私の家族、友人も危険になる。」 「ソウル市は地盤沈下の安全地図の公開を要求しているのに、一貫して知らせてヌフリをし、責任を回避しているようで腹が立つ」と話した。

労働者たちは、ソウル市がシンクホール発生の危険を知っていたにも拘わらず、適切な決定しなかったとも主張した。公共交通労組のパク・ジョンフン副委員長は「ソウル市の地盤沈下安全地図に、事故地域は地下鉄9 「地下鉄の延伸工事によって点検に特別に含まれた場所で、沈下危険が最も大きい5等級と表示されていた。」 「工事現場で崩壊の心配があるという嘆願まであったが、ソウル市は安全対策準備しなかった」と主張した。

公共交通労組と情報公開センターは、ソウル市に地盤沈下安全地図情報の公開を請求した。 江東区のシンクホール事故に関して、検察院に行政監査も請求する予定だ。 情報公開センターのキム・イェチャン活動家は、「地盤沈下下を見付け、関連する民願に積極的に対応しなかった部分などに対し、徹底した調査を要求する」と話した。

ソウル市は『地盤沈下安全地図』の公開は難しいと話した。 ソウル市の関係者は、「地盤沈下安全地図(優先整備地域図)は、地下の施設物が多すぎたり、古い場合に、管理が必要なところを推測する目的で作られた地図なので、シンクホール発生の危険とは直接しない。」 「ソウル中区は地下鉄が集中し、地下商店街など多く、事故地域のような『 5等級』と評価されているが、シンクホール発生の危険は中間程度だ」と話した。

2025年4月2日 京郷新聞 カン・ドゥルハル記者

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