東日本大震災から10年【震災と惨事ストレス】
連続オンラインセミナー
第1回:2021年3月4日(木)19時00分~20時00分
講師:野口 修司さん(香川大学医学部 臨床心理学科)
香川大学医学部臨床心理学科准教授。公認心理士。臨床心理士。2012年から6年間、宮城県石巻市総務部人事課にて常勤の心理士として職員のメンタルヘルス業務に従事した。
第2回:2021年3月12日(金)19時00分~20時00分
講師:菅原 千賀子さん(東京医科歯科大学 大学院看護学科)
宮城県気仙沼市出身の看護師。東日本大震災の際に医療チームを結成し被災地医療支援に赴いた経験から、現在、東京医科歯科大学大学院にて被災地自治体職員の健康問題を研究テーマに取り組んでいる。
参加費:無料
主催:全国労働安全衛生センター連絡会議
共催:いじめメンタルヘルス労働者支援センター
東日本大震災が発生してから10年を迎えようとしています。震災直後から、被害を受けながらも仕事を続ける大勢の人がいました。自分も被害者なのに他の被害者を援助し続けた人たちです。また、消防士や警察官などは全国から救援に駆け付け、全国の自治体からも被災地の自治体に支援の派遣がおこなわれました。セミナーでは、震災と惨事ストレスをテーマに、被災地の復興にたずさわる支援者の心のケア、健康対策について学び合いたいと思います。
東日本大震災から10年【震災とアスベスト】
オンラインセミナー
日時:2021年3月6日(土)13時30分~14時30分
講師:外山 尚紀さん(NPO法人東京労働安全衛生センター)
被災地からの報告:広瀬 俊雄さん(仙台錦町診療所 医師)
参加費:無料
主催:全国労働安全衛生センター連絡会議
共催:中皮腫・じん肺・アスベストセンター
東日本大震災が発生してから10年を迎えようとしています。
発がん物質であるアスベストは、1990年代までに大量に使用されてきました。その8割以上は住宅などの建物を立てる際の建材として使用されてきました。そのため地震が発生して建物が倒壊すると、建材に含まれていた発がん物質のアスベストが空気中に飛散します。
セミナーでは、震災とアスベストをテーマに、東日本大震災直後から被災地の石綿含有建材の状況調査や空気中の石綿濃度を測定してきた結果を基に、被災地におけるアスベストリスクについて学び合いたいと思います。