2020年11月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月13日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 「救済したいという思いでの必死の闘いでした」村松昭夫・大阪アスベスト弁護団団長がコメント「滝井繁男行政争訟奨励賞」受賞 大阪アスベスト弁護団が2002(令和2)年度の滝井繁男行政争訟奨励賞を受賞した。 受賞に際して、村松昭夫弁護団長からコメントをお寄せいただいた。 泉南アスベスト国賠訴訟は、相手が国であることもあり、提訴当初は、勝訴できる […]
2020年11月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月13日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 大阪アスベスト弁護団が「滝井繁男行政争訟奨励賞」受賞~泉南アスベスト国賠訴訟最高裁勝訴を評価 被害者救済に大きな功績、規制行政にも大きな影響 元最高裁判事で弁護士の滝井繁夫氏の遺言により設置されている「滝井繁男行政争訟奨励賞」の令和2年度(2020年度)の実務部門の受賞者が、泉南アスベスト国賠訴訟で最高裁勝訴判決 […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年10月12日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト (石綿)、被害の現場を歩く 柚岡一禎 ~「アスベスト惨禍を国に問う」より~泉南アスベストの記録 本稿は、「アスベスト惨禍を国に問う」(大阪じん肺アスベスト弁護団【現・大阪アスベスト弁護団 】+泉南地域の石綿被害と市民の会【現・泉南アスベストの会 】 かもがわ出版2009年)の「第二章 隠された被害の現場を歩く」の全 […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月13日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト(石綿)、被害の現場を歩く 五 底知れぬ石綿被害の広がり 柚岡一禎 ■石綿被害のまち 2005(平成17)年6月、クボタによる石綿被害が発覚したとき、筆者の正直な気持ちは、「尼崎にも石綿はあったのか?」というものだった。石綿は泉南だけの話と思っていたからである。当時すでに泉南の石綿産業は […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年12月23日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト(石綿)、被害の現場を歩く 四 黙殺された告発 柚岡一禎 ■国は戦前から被害を把握 泉南では早くから石綿による健康被害が広がっていた。このことは、1937(昭和12)年から1940(昭和15)年にかけて行われた内務省の保険院調査によって明らかになっている。調査対象である石綿紡織 […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月12日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト(石綿)、被害の現場を歩く 三 石綿粉じん-誰も逃れられない 柚岡一禎 ■雪のように降り積もった 石綿工場での粉じんの飛散は激甚で、従事者は逃れようがなかった。原告被害者たちの証言をもとに実態を紹介しよう。 1975(昭和50)年頃の三井石綿は、工場の入り口を開けると全体が真っ白だった(佐藤 […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月12日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト(石綿)、被害の現場を歩く 二 石綿糸・布ができるまで 柚岡一禎 石綿製品は、防火シールド、耐火服、船舶のボイラー、断熱材、航空機のブレーキ、自動車のブレーキライニング、クラッチフェーシング、建材、水道管等多岐にわたる。そのうち、建材と水道管等を除く製品のほとんどは、泉南の石綿糸・布を […]
2020年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月16日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 隠された泉南アスベスト(石綿)、被害の現場を歩く 一 石綿のまち泉南小史 柚岡一禎 ■戦争と石綿 日本における石綿紡織業は、日本アスベスト株式会社(現ニチアス)の創業者の一人栄屋誠貴が、1907(明治40)年に大阪府泉南郡北信達村(現在の大阪府泉南市)に石綿紡織工場を立ち上げたことをもって始まりとする。 […]
2020年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年10月18日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 泉南アスベスト国賠訴訟の経緯と意義について 片岡明彦(関西労働者安全センター) 泉南はじめアスベスト国賠訴訟についての当サイトの関連情報 目次1 泉南にはじめてのアスベスト(石綿)工場設立(1907年)からクボタショック(2005年)後の最後の石綿工場廃業まで2 […]
2016年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年10月12日 kataoka アスベスト関連疾患・じん肺 アスベスト国賠訴訟の解説:5地裁に16件のアスベスト(泉南型・工場型)国賠提訴 1月までに5件(被害者数26人)和解(2016年1月現在)/最高裁判決後の動き 片岡明彦(関西労働者安全センター/中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会) 泉南アスベスト国賠訴訟の意義 2014年10月9日、泉南アスベスト国家賠償訴訟の第1陣、第2陣に対する最高裁判決が下され、国の責任の一部が認めら […]