労働部、配達労働者の二輪車を無償点検　2024年01月11日　韓国の労災・安全衛生

雇用労働部のイ・ジョンシク長官が配達労働者に二輪車の無償整備などの支援を約束した。

労働部は11日午後、ソウル江南区駅三洞の「移動労働者憩いの場」の２号店で『二輪自動車安全点検の日』を開催し、配達労働者100人余りの二輪車を無償で点検した。

オートバイ整備協会所属の整備士が、ステアリング装置・ブレーキなどを点検し、問題のあるヘッドライトやブレーキパッドを無償で交換した。

イ・ジョンシク長官は現場を訪ねて配達労働者の苦情を聞き、対策を約束した。配達労働者のＡさんは、「オンラインで二輪自動車の安全教育を受けているが、実際の運行関連の実習教育が足りず、様々な危険状況に対処するのが容易ではなく、交通事故発生の心配が多い」と話した。Ｂさんは「二輪自動車を整備するのは簡単ではないが、この行事で無償点検を受けることができて良かった。」「今後も点検支援が続くことを願う」と話した。配達労働者が業務中に行ける共用トイレなど、便宜施設の拡充を要求する声も出た。

イ・ジョンシク長官は、「配達従事者が安心して二輪自動車を運行できるように、整備などの支援を続けられる方案を探す。」「政府と地方自治体が一緒になって、配達従事者が安全に働ける環境作りに最善を尽くす」と話した。

2024年1月11日　毎日労働ニュース　カン・イェスル記者

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