「猛暑で倒れたクパンの労働者、今月だけで6人」・・・宅配労組、クパンCLSを労働庁に告発/韓国の労災・安全衛生2026年08月13日

民主労総の宅配労組クパン本部は、8月に、猛暑の影響で6人の宅配・配送労働者が働いている最中に倒れたとして、クパンの物流子会社クーパンCS(CLS)を告発した。
宅配労組の説明によると、労組は前日にCLSを産業安全衛生法違反の疑いで雇用労働部ソウル地方雇用労働庁に告発した。
労組は「4日だけで二人が倒れたが、CLSは冷房対策や(顧客が商品を受け取る)配送締切時間の基準を調整するなどの措置を執らなかった。」「CLSが発注者として労災防止措置を適切に実施したかどうかを調査する必要がある」と、告発の理由を説明した。4日にクパンのソウル・西楚キャンプと松坡1キャンプで二人が倒れたのを始め、今月だけで6人の労働者が猛暑の中で働いている最中に、病院へ搬送された。

CLSは、労働者が次々に疲労困憊している中、8日から15日まで、新鮮食品の配送締め切り時間を午後8時から深夜0時まで、一時的に延長した。顧客が午後8時までに商品を受け取れるようにするため、猛暑期間中の昼間の過労を減らすことを目的としている。
宅配労組は、CLSのこのような措置は実効性が低いと主張した。クパン労組本部長は「一部地域に限定された措置であり、全社的にきちんと知らせなかったため、配送締切時間延長の通知を遅れて伝えられた配送代理店もあった」と話した。
宅配労組は、クパンが猛暑時に宅配労働者の安全な労働を確保する根本的な対策を示さず、一時的な措置だけを出していると批判した。労組本部長は「クパンは宅配労働者の休息権を保障するため、14日から15日に指定された『宅配のない日』にも参加していない。」「光復節の連休はもちろん、連休後に集中する配送量と続く暑さの中で、根本的な対策が必要だ」と主張した。8月15日以降に再び猛暑が始まるという気象庁の予報もあり、一時的な措置が延長されなければ、本質的な『猛暑による労災防止』にはならないという指摘も出ている。
CLSは、猛暑時の労働に対する安全対策は実施したという立場だ。CLSの関係者は「異常症状がある場合は作業を中止するように継続して案内しており、該当の運転手は、ほとんど自ら通報して病院で診療を受け、帰宅したことが確認された」とした。
一方、宅配労組は、国土交通部に対しても、CLSが宅配労働者の安全確保義務に違反し、猛暑対策を講じていないとして、生活物流サービス産業発展法(生活物流法)に基づく改善命令を求めた。
2026年8月13日 ハンギョレ新聞 クォン。ヒョジュン記者


