与野党指導部・国会議長 『重大災害企業処罰法の断食座り込み場』を訪問 2020年12月15日 韓国の労災・安全衛生

正義党

正義党と産災遺族の重大災害企業処罰法制定要求断食座り込みが四日目を迎えた14日、国会議長と与野党の指導部が相次いで座り込み場を訪ねて、立法を約束した。来月8日に終わる臨時国会の会期中に制定案を処理できるかに関心が集められる。

正義党によれば、15日午後、国会本館の前の座り込み場を、共に民主党のイ・ナギョン代表と国民の力のチュ・ホヨン院内代表が相次いで訪問した。イ・ナギョン代表は「(重大災害企業処罰法の制定)法案が余りにもぼう大で、検討するのに時間が永く掛かるが、最大限圧縮するように努力する」と話した。これに、正義党のカン・ウンミ院内代表は「法案制定に関する日程や計画が、具体的にされると良い。」「もう少し議論をお願いする」と注文した。

イ・ナギョン代表は13日午後、国会で開かれた就任100日の記者懇談会でも「重大災害企業処罰法など重要立法課題も早期に決着させる」と約束した。共に民主党は17日に政策議員総会を開いて、重大災害企業処罰法に関する議論をする予定だ。

国会・法制司法委員会にはカン・ウンミ正義党議員と共に民主党のパク・ジュミン、イ・タンフィ議員、国民の力のイム・イジャ議員が発議した制定案が既に係留している。法司委の共に民主党パク・ポムゲ議員も、この日追加で法案を発議した。パク議員の制定案は、既存の4つの制定案の骨組みは維持するものの、事業主が履行すべき安全・保健措置義務を明確に規定するなど、一部を補完した。

イ・ナギョン代表に続き、国民の力からもチュ・ホヨン院内代表とイム・イジャ議員が座り込み場を訪問した。正義党のスポークスマンはこの日午後のブリーフィングで、「チュ・ホヨン院内代表は法案の趣旨に同意する意向を明らかにし、臨時国会で処理されるように努力すると話した」と伝えた。

パク・ビョンソク国会議長も座り込み場を訪ね、10分間余り対話をした。正義党のスポークスマンは「パク国会議長は、両党から責任ある方たちが来られたので、上手くいくだろうから、なんとか座り込みを止めるように、という言葉と共に、酷寒の中で断食中の方々の健康状態を心配された」と話した。

しかし、正義党と遺族は、重大災害企業処罰法制定案が国会で処理されるまで断食座り込みを続ける考えだ。正義党のスポークスマンは「(故イ・ハンビッPDの父親)イ・ヨングァンさんと(故キム・ヨンギュン労働者の母親)キム・ミスクさんは、もう帰れないこともあると考えて座り込みを始めた」ので、「早く法が制定されるようにして欲しいと話した」と伝えた。

2020年12月15日 毎日労働ニュース ヨン・ユンジョン記者

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