猛暑を避けて安全教育も受けて「一挙両得」・・・光州市移動労働者に「安全憩いの場クーポン」/韓国の労災・安全衛生2025年7月9日
ソウル江南区の交差点で、配達バイクが移動している。 チョン・ヒョジン記者
光州市が猛暑の中でも野外で仕事をしなければならない移動労働者が、コンビニで休めるように利用権を支給する。コンビニの利用券をもらうためには、交通法規などに関する安全教育を受けなければならない。
光州市は9日「安全教育を履修した移動労働者が、コンビニで猛暑を避けられるように『安全憩いの場クーポン』を支給する予定」と発表した。
光州市は光州経済振興共生雇用財団、光州労働権益センターと共に、今年初めてこの事業を進めている。市は事前申請を受け、先月から最近まで、プラットフォーム配達労働者150人を対象に安全教育を行った。
専門講師が最新の交通法規と事故対処方法、バイクの整備を講義し、実際の配達労働者が講師として参加して、事故防止と実務ノウハウなど、現場中心のオーダーメード型の教育を行った。
二時間の安全教育を全て履修した労働者には、コンビニで使える2万5000ウォンのクーポンが支給される。光州市は配達労働者がクーポンを利用して猛暑を避けられるように来週からモバイルコンビニ利用券を支給する計画だ。
地域の代行運転手にもコンビニ利用券が支給される。 光州市は熱帯夜の中で代行運転するために路上を移動する代行運転手500人に2万5000ウォンのコンビニ利用券を支給する計画だ。
コンビニ利用券を受け取るためには労働環境アンケート調査に参加し、『安全規則遵守』誓約をしなければならない。光州市は今月中にコンビニ利用券の支給を完了するという計画だ。
光州市の関係者は「店舗数が多く24時間営業するコンビニは
移動労働者がしばらく猛暑を避けられる最も便利な空間」とし、「冬にも寒さを避けられるよう利用券を支給する計画」と話した
2025年7月9日 毎日労働ニュース カン・ヒョンソク記者