新型コロナ労災 全国で初めて、兵庫労働局が認定状況詳細開示~ひょうご労働安全衛生センターに~厚生労働省のすみやかな全局開示を求める。 2020年11月18日

兵庫労働局が新型コロナ労災の兵庫県内の労災請求件数、決定件数、支給決定件数(認定件数)の職種別数字を、全国各地方局でははじめて公表した。

ひょうご労働安全衛生センターが、本省が公表しているように職種別に件数を明らかにするように求めていたことに応じたもの。

8月の段階で私たちの公表要求に対して『ひょうご労働局は本省の指示により明らかにできないことになっている 』 と公表をかたくなに拒否した。にもかかわらず、10月末に一部マスコミに一部不完全な形で公表していることがわかったため、本省並みの公表を強く求めたところ、文書を郵送してきた。」(ひょうご労働安全衛生センター・西山和宏 事務局長 談)ということである。以下がその公表資料。

なお、厚生労働省本省の最新の公表内容は次の通りとなっていて、まったく同じ書式に、兵庫労働局の数字を入れたものとなっている。

ひょうご労働安全衛生センターに対して、兵庫労働局は「 本省に情報を送るため、随時集計している 」と説明しているということであり、全国各局一律に同様の内容でのすみやかな開示を求めたいし、厚生労働省が各局に開示の指示をするか、本省HPにおいて、各都道府県別の公表を行うべきである。