「胸に刻んだ23人」工場前にアリセル事故追悼記念碑/韓国の労災・安全衛生2026年06月23日

「石に刻んだ文言ではなく、私たちの胸に刻んだ23人の名前と約束によってこの記念碑を作った。遺族を二度殺した水原高裁の減刑判決を覆さなければならず、最高裁は罪を犯した者を厳しく処罰し、政府は遺体を収拾して、私たちの故人たちが良い世界に行けるようにして欲しい。」
アリセル産業災害被害者家族協議会のイ・スンヒ代表は、22日に華城市のチョンゴク産業団地のアリセルの工場前で行われたアリセル惨事追悼碑設置記者会見でこのように話した。当日、アリセル重大災害対策委員会と産業災害被害者家族協議会、そして華城市産業災害死亡追悼労働市民社会委員会は、亡くなった23名を追悼し、再発防止と産業災害予防の認識の拡大を目的として、追悼記念碑を制作・設置したと発表した。記念碑には「アリセル事故の犠牲者23名を記憶し、再発防止のために行動します」という文言が、韓国語・中国語・ラオス語で刻まれている。
イ・スンヒ代表は「2年前の今日、大切な家族を火災で失った後、遺族の時間はその日で止まっている」と語り、「なぜ死ななければならなかったのか、なぜ非常口が開かなかったのかを問い続け、血の涙で胸を打ちながら過ごした2年だ」と話した。イ・スンヒ代表は惨事の犠牲になったオム・ジョンジョンさんの母親である。
アリセル事故は、2024年6月24日、二次電池の製造工場であるアリセルの工場で、電池の発熱によって火災と爆発が発生し、労働者23名が死亡した事故である。重大災害処罰法の施行後で最大の惨事である。死亡者23人のうち18人が移民労働者であり、適切な労働契約書や安全教育もなく現場に投入された事実が明らかになり、怒りを買った。一審裁判所は、アリセルのパク・スンガン代表の重大災害処罰法違反などを認めて15年の刑を言い渡したが、二審の水原高等法院はそれを覆し、複数の罪状を無罪とし、4年に減刑した。現在、上告審が進行中である。
2026年6月23日 毎日労働ニュース イ・ジェ記者
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