14泊15日の全国巡回を始めたクパンの労災遺族「隠蔽疑惑を謝罪せよ」/韓国の労災・安全衛生2026年04月14日

14日、ソウル市のクパン本社前で開催された『パク・ヒョンギョンさんの死に対するクパンの責任を問う民事訴訟提起記者会見』で、故人の夫であるチェ・キュソクさンが発言している。 ソン・ドンフン記者

クパンで働いて産業災害で死亡した労働者の遺族が、15日から全国のクパン物流センターを回り、14泊15日の『巡回闘争』を始める。遺族たちはクパンの『労災隠蔽』疑惑の真相解明と、会社側の謝罪、そして当局の監督を求め、労災事故に関する民事訴訟も提起した。

クパンの「労災被害労働者遺族会」と「クパン労働者の健全な労働と人権を守る対策委員会」などは、ソウル市のクパン本社前で記者会見を行い、クパンに対して故・パク・ヒョンギョンさんの死亡に関する民事損害賠償訴訟を、ソウル東部地方裁判所に提起したと明らかにした。

天安市のクパン・モクチョン物流センターの社内食堂で調理補助員として働いていたパク・ヒョンギョンさんは、2020年6月に清掃作業中に倒れ、急性心筋梗塞によって37歳で死亡した。勤労福祉公団は2021年10月に労災として認定した。しかし、事故当時人材派遣会社に所属していたパク・ヒョンギョンさんの事故について、派遣会社と飲食店の委託契約業者、元請けのクパンのすべてが責任を否認した。

パク・ヒョンギョンさんの遺族側の法律代理人のチョン・ビョンミン弁護士は、「(疫学調査の結果)新型コロナの拡大に伴いクパンの取扱量が急増し、物流センター内の給水担当者が大幅に増加したため、故人が担当していた調理業務の負担も増大した」とし、更に「当時、クパンのブチョン新鮮物流センターで新型コロナの集団感染が発生し、全国の物流センターで緊急合同点検が予定されていたため、清掃業務の負担も増大した」と明らかにした。

14日、ソウル市のクパン本社前で開催された『故・パク・ヒョンギョンさんの死に対するクパンの責任を問う民事訴訟提起記者会見』で、イ・ヨンガン産業災害被害者家族ネットワーク共同代表が発言している。 ソン・ドンフン記者

チョン・ビョンミン弁護士は「事故後の2020年10月、クパンの議長が産業安全衛生法上、クパンの下請け業者としての責任が問題になる点を指摘し、物流センター内の(食堂)業務委託契約の当事者を『クパン株式会社』から子会社の『クパン・フルフィルメントサービス(CFS)』に変更するよう指示した」と話した。更に、「(死亡労働者ではない)議長を保護することに必死だった」とし、クーパンと下請けの飲食店運営会社・人材派遣会社を共同被告として、損害賠償訴訟を提起したと明らかにした。

パク・ヒョンギョンさんの夫のチェ・ギュソクさんは当日の記者会見で「労災認定までの間、遺族は地獄のような時間を過ごしたのに、クパンからは謝罪の言葉一つもなかった」と話した。「労災を隠蔽するために契約構造の変更を指示したという疑惑は、クパンにとって労働者の命が単に消し去れる数字や費用に過ぎないことを如実に示している」と話した。

当日の会見には、故・チャン・ドクジュンさんとキム・ミョングュさんの遺族も同席した。二人も共にクパンで働いており、2020年と2024年にそれぞれ27歳・48歳で急性心筋梗塞によって死亡した。

遺族は15日から、14泊15日のスケジュールで全国のクパン物流センターを回る「巡回闘争」を始める。大邱・光州・京畿・忠南など、クパンの物流センターを巡回し、クパン側の『労災隠蔽』疑惑の解明と謝罪、雇用労働部の労働監督などを求める計画だ。遺族は27日にソウルのクパン本社前で記者会見を行い、28日に世宗文化会館で記者会見を行った後、巡回闘争を締めくくる予定だ。チェ・ギュソクさんは「本日(14日)提起した民事訴訟を起点に、クパンが犯した罪の代償を支払うまで全国を巡回する」と話した。

クパンの労災被害労働者遺族会などの参加者は、14日、ソウルのクパン本社前で『故・パク・ヒョンギョンさんの死に対するクパンの責任を追及する民事訴訟提起記者会見』で、スローガンを叫んでいる。 ソン・ドンフン記者

2026年4月14日 京郷新聞 キム・テウク記者

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