『被災労働者の日』一ヶ所集まった遺族たち、「働いて死んだり、病んだりしない社会になることを」/韓国の労災・安全衛生2026年04月28日

被災者家族ネットワークは、ソウル・の世宗文化会館の階段で、所属活動家と遺族が『世界労災死亡労働者追悼の日』記者会見を開催している。 文在元記者

「心臓のような娘を失い、今でもあの日から抜け出せず、屈辱を訴えながら辛うじて生き延びています。仕事に出かけたのに帰ってこない娘を、674日間待ち続け、日々、怒りと鬱の中で過ごしています。」

イ・スニさんは2024年6月、華城市のアリセル工場で起こった火災事故で、娘のウム・ジョンジョンさんを亡くした。28日にソウルの世宗文化会館前で開催された『世界労災死亡労働者追悼の日』の記者会見で、発言者として登壇した彼女は、「私の娘は、異国の地で、なぜ逃げることもできずに死ななければならなかったのか、真相は未だ明らかにされておらず、会社からも真摯な謝罪を受けていない」と話した。

アリセル事故の犠牲者23人の大半は中国系の同胞で、移民労働者や非正規の労働者者だった。ウム・ジョンジョンさんもその一人だ。非正規の職員は、火災当時、非常口へ脱出するためのIDカードや指紋認証の権限がなく、脱出できなかった。検察はアリセルのパク・スンガン代表の責任を追及し、重大災害処罰法違反などの容疑で起訴したが、法院は一審で懲役15年の判決を行ったものの、22日の二審では懲役4年に大幅に減刑した。

イ・スニさんは法院の判決の不当さを指摘し、「労災死が二度と起こらないように再発防止策を講じ、外国人労働者が差別されずに安全な環境で働けるようにすべきだ」と訴えた。

毎年4月28日は国際労働機関(ILO)が定めた『世界被災死亡労働者追悼の日』であり、韓国は昨年から『産業災害労働者の日』という名称で、正式に国民の祝日として指定した。労働災害根絶を掲げた李在明政権発足後の初めての記念日であるこの日の記者会見には、2018年に泰安火力発電所で死亡した労働者キム・ヨンギュンさんの母親のキム・ミスクさん、MBCの職場いじめで死亡したアナウンサーオ・ヨアンナさんの母親のチャン・ヨンミさん、放送制作現場の過酷な労働実態を訴えて亡くなったイ・ハンピPDの父親のイ・ヨングァンさんなど、労働災害の遺族が一緒に参加した。

遺族たちは「記憶と追悼をすることで、また別の死が生まれないことを願う」とし、「働いて死ぬことなく、怪我もせず、病むこともなく、一日を全うできる社会になることを望む」と話した。2020年にクパンの物流センターで深夜勤務中に亡くなったチャン・ドクジュンさんの母親のパク・ミスクさんは「クパンの非協力の中で、労災を証明するため、子供をを送り出す暇もなく、すべての日常を止めて資料を探し回り、街をさまよっていた」と回想した。<

2026年4月28日 京郷新聞 チェ・ソウン記者、イム・ジュヨン記者

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