給食労働者が再び肺ガンで亡くなった/韓国の労災・安全衛生2026年04月24日

▲ 全国学校非正規職労働組合は23日午前、青瓦台前で肺ガンで労災死した学校給食労働者を追悼し、文部科学省に学校給食総合対策の策定を求める記者会見を行っている。 (チョン・ギフン記者)

また、学校の給食室で働いていた労働者が肺ガンでた亡くなった。ソウルで7年間調理実務者として働いていたイ・某さんが、先月18日に肺ガンで死亡していたことが確認された。今までに判っている事例だけで16件目の死亡である。イ・某さんは労災不認可取消訴訟を進めている最中だった。

学校非正規職員組合は23日、青瓦台前で記者会見を行い、「学校の給食室は、依然として人手不足と劣悪な労働条件に放置されている。」「教育部は学校給食の総合対策を策定すべきだ」と訴えた。教育部長官と雇用労働部長官は、8日の国会で「学校給食タスクフォース」の構成を約束した。労組は、このTFで、労災防止と被害者支援のための総合対策が議論されるべきだと強調した。

労組は「学校給食の労働者は、有害物質に曝された環境で働いており、その結果が肺ガンに繋がっている」とし、「個人の問題ではなく、国が放置した構造的な災害だ」と指摘した。

給食労働者は高温の揚げ物・炒め物の調理過程で発生する「調理ヒューム」に曝されているが、換気設備の改善にはまだ道が遠い。教育部によると、全国の学校給食室の換気設備改善率は41%で、ソウルは12%に止まっている。安全衛生公団の「学校給食室換気設備性能評価結果」によると、昨年、給食室の換気設備を改善した301校の内、17.9%が不適正と判定された。ソウルと江原堂はそれぞれ77%、72%を記録した。

その間にも給食労働者の肺ガン労災は178件が認められた。労災率は約3.7%で、全労働者の平均(0.67%)の5.5倍に上る。

学校非正規職労組のソウル支部長は「給食労働者が健康でなければ、子供たちも健康ではいられない。」「TFに現場労働者の声を反映させるべきだ」と指摘した。

2026年4月24日 毎日労働ニュース イ・スヨン記者

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