『キム・スンモさんの挟まれ死』でHLマンドの代表を立件・・・重大災害法違反の嫌疑/韓国の労災・安全衛生2026年08月19日

先月22日、HLマンドの平澤工場で、20代の下請け労働者のキム・スンモさんが機械に挟まれて死亡した事故に関し、雇用労働部がHLマンドの代表取締役を重大災害処罰法違反の疑いで起訴した。労働部はHLマンドの違法派遣疑惑についても併せて調査している。
キム・ヨンフン労働部長官は19日、国会・気候エネルギー環境労働委員会の全体会議で、「本日午後1時に、HLマンドの代表取締役を重大災害処罰法違反の疑いで起訴した」と明らかにした。
労働部はHLマンドの違法派遣の疑いも検討している。キム・ヨンフン長官はこの日、「(死亡した労働者は)外部下請けではあるが、実質的に構内勤務を非常に多く行っていた人物であり、違法派遣を含む法違反事項を(労働部が)一緒に検討すべきだ」という民主党のイ・ヨンウ議員の質問に対し、「違法派遣の問題も併せて検討している」と答えた。
キム・ヨンフン長官は今回の事故について「技術的な問題もあるが、雇用指揮が不安定だったことが原因だ。」「外注の下請け労働者は作業を拒否できないという問題がある」と話した。長官は「指揮系統が二元化されており、元請けの労働者が、下請けの労働者が働いていること自体を認識できない状態で機械を操作するという、構造的な問題があった」と話した。
実際に金属労組が独自に行った事故調査書を見ると、元請けの管理者はキム・スンモさんが機械の内部で作業していることを知らずに、他の元請け労働者に機械の試運転を指示していたことが明らかになった。また、キム・スンモさんはHLマンド出身の管理者が設立した下請け業者のピアロディックスに所属していたが、HLマンド平澤工場に通勤する際に、元請けの管理者から直接作業指示を受けていたことが、調査で明らかになった。該当の下請け業者と元請けであるHLマンドとの間には、公式な請負契約書もなかったと把握されている。
イ・ヨンウ議員は「キム・スンモさんの遺族は、(事故の後)一ヶ月が経過しようとしているが、未だ葬儀すら行えていない。」「重大災害処罰法の捜査が甘くならないように手続き全体を点検し、遺族の意見を積極的に聴取して、速やかに解決して欲しい」と訴えた。
2026年8月19日 ハンギョレ新聞 パク・ダヘ記者


