二大労組「ハナエアロスペース、三回も事故を繰り返す・・・責任者を処罰せよ」/韓国の労災・安全衛生2026年06月01日

両大労働総連合は7人の死傷者を出したハナエアロスペースの爆発事故について、「繰り返されており、予測可能な重大産業災害だ」とし、責任者に対する厳重な処罰を要求した。
民主労総は1日、「ハナエアロスペースの惨事、繰り返される労災事故を厳しく処罰せよ」という声明を発表し、「ハナエアロスペースの不十分な安全管理が再び惨事を引き起こした。過去三回とも爆発だった。」「労働者の安全と命をどれほど軽視しているかはもちろん、事故の後に何の改善も行われていないことが明らかになった」と指摘した。
韓国労総も同日、「繰り返される重大災害、これ以上『予見された死』であってはならない」という声明を発表し、ハナエアロスペース大田工場を含むSKハイニックス清州工場の事故や、西小門高架道路の撤去現場の事故などを批判した。「同一事業所で過去にも類似の事故が繰り返されてきたことから、安全管理体制と災害予防システム全般に対する徹底的な点検が不可欠である」とし、根本的な対策を求めた。
この日の朝10時59分頃、大田市のハナエアロスペース大田工場で爆発事故が発生した。この事故で5人が死亡し、1人が全身火傷の重傷を負い、1人が軽傷を負った。当日の事故が起きた大田工場は、2018年5月と2019年2月に、二回の爆発事故が起きた前歴がある。この事故を含めて、合計13人の労働者が命を失った。
両大労総は繰り返される事故を防ぐためには、責任者の処罰と明確な原因究明が必要だと口を揃えた。特に危険度の高い産業現場に対する根本的な安全対策の整備が必要であることも強調した。
民主労総は「防衛産業のハナが『国家安全施設』という名目の裏に隠れ、甘い安全管理システムを放置してきた。」「ハナの資本家、経営責任者、安全管理責任者に対し、重大災害処罰法によって厳しく責任を追及すべきだ」と話した。
韓国労総は「一回限りの点検や形式的な対策を超えて、工場全般に対する危険性評価、安全設備の改善、労働者の参加拡大など、根本的な災害予防対策を講じる必要がある。 繰り返される重大災害の連鎖を断ち切るための安全管理体制の革新が急務だ」と話した。更に「事故が発生した事業所だけでなく、火薬類・化学物質の取扱い先や高リスクな建設現場全般に対する特別点検と、実効性のある予防策の策定に取り組むことを強く求める」と付け加えた。
雇用労働部は当日、事故直後に産業安全保健本部長を現場に急派し、大田労働局の重大産業災害捜査課や重大産業事故防止センターの労働監督官など、計20人余りの専任捜査チームを編成した。労働部は、産業安全衛生法に基づく危険物質取扱時の安全措置義務や、重処法に基づく安全衛生確保義務が適切に履行されているかどうかを重点的に調査する方針だ。
2026年6月1日 ハンギョレ新聞 クォン・ヒョジュン記者


