アスベスト労災認定事業場検索サイトを最新版(2021年度以前全認定分)に更新/非建設業・船員が5166事業場、建設業が9066事業場、合計14232事業場:~昨年度認定分厚生労働省2023/12/13公表うけ
厚生労働省は、2022年度にアスベスト疾患で労災認定のあった事業場情報を2023年12月13日付けで公表した。
「令和4年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表します~公表事業場数1,133事業場、うち新規は860事業場~
公表された情報は、2022年度認定分のみに限られるが、厚生労働省サイト内の
には2021年度以前認定分のすべての公表済み労災認定事業場情報が公表され、公表情報はいずれもPDFファイルとエクセルファイルでダウンロードできるようになっている。
全国安全センターではこれらを統合して、事業場名や住所地で検索できる以下のサイトを設置している。
被害者、関係者に活用いただきたい。
今回の公表により、公表事業場数は、製造業などの非建設業・船員が5166事業場、建設業が9066事業場、合計14232事業場となった。
(厚労省の発表では、「* 平成17年7月の第1回公表以来、今回の令和4年度分で、延べ18,134事業場を公表しました。」とされているが、そのデータの重複分を全国安全センターでチェックした)
アスベスト労災認定事業場公開はクボタショック後に実施されるようになった。その経緯は次を参照されたい。
アスベスト(石綿)被害と情報公開(1)アスベスト疾患労災認定に係る処理経過簿の開示請求とその結果(2007年12月時点)【クボタショック・アスベストショックの記録】
アスベスト(石綿)被害と情報公開(2)毎日新聞特報2007年12月3日朝刊-処理経過簿開示結果基礎に【クボタショック・アスベストショックの記録】
アスベスト(石綿)被害と情報公開(3)2007年12月以降の労災認定事業場情報開示進展と課題【クボタショック・アスベストショックの記録】