2017年5月1日から抜け出せないサムソン重工業クレーン事故の被害者 2019年2月11日
2017年のメーデーに発生したサムソン重工業・巨済造船所のタワークレーン衝突事故以後、政府は産業災害のトラウマ管理プログラムを施行し、被害者の保護・支援を始めた。 事故当時、6人の労働者が亡くなり25人が負傷した。労働界によれば、事故当日出勤した労働者は1623人、事故現場を目撃した労働者は少なくとも300人だ。12人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)関連の労災を認められ、うち5人が事故の当事者で7人が目撃者だ。最近2人の被害労働者がトラウマを訴えて、勤労福祉公団に産業災害を申請した。 金属労組は「毎日を凄惨な記憶の残る現場で働かなければ生活できない労働者が完治するには、健康で安全な職場が保障されなければならない」。「政府は口先だけの対策でなく、中身を充実させるべきだ」と注文した。
2019年2月11日 毎日労働ニュース イ・ウンヨン記者