『被災地支援者の心のケアについて考える』(オンラインセミナー)講師:菅原千賀子さん(東京医科歯科大学 大学院看護学科)

主 催:NPO法人ひょうご労働安全衛生センター
開催日:2021年5月29日

被災地における心のケアの問題は、1995年の阪神淡路大震災から注目されるようになりました。最近は、地震・大雨・台風等による自然災害が増える傾向にあり、被災地を支援する人たちの心のケアが重要な課題となっています。

今回、NPO法人ひょうご労働安全衛生センターの通常総会に合わせ、「被災地支援者の心のケアについて考える」をテーマに、オンラインセミナーが開催されました。講師は、東京医科歯科大学大学院看護学科の菅原千賀子さんです。

菅原さんは、東日本大震災直後から気仙沼市に入り、被災者及び自治体職員等の支援活動に取り組んで来られました。3.11の後は、相談員として福島原発で働く労働者の調査や、自治体労働者・消防職員などの心のケアに取り組み、被災地の支援を継続されています。

被災地自治体職員への支援は長期的な課題として、その体制づくりが求められています。被災地の復興にたずさわる支援者の心のケア、健康対策について学び合いたいと思います。