「小さな力でも・・・・」重大災害法制定要求に同調断食 2020年12月27日 韓国の労災・安全衛生
27日、故キム・ヨンギュンさんのお母さんのキム・ミスクさんなどが、重大災害企業処罰法の制定を求める断食座り込みを行って17日目を迎える中、産業災害の被害者遺族たちと労働・市民運動界の人たちが同調断食を行う。
重大災害企業処罰法制定運動本部によれば、28日から国会前で、故キム・ジェスンさんのお父さん、故キム・ドンジュンさんのお母さん、故キム・テギュさんの姉さんたちが、立法を促す断食座り込みに入ることにした。知的障害者でリサイクル業者で働いたキム・ジェスン(26)さんは、5月に破砕機に挟まれて亡くなり、キム・ドンジュンさんは19才だった2013年11月に、CJ第一製糖で現場実習中に、職場内いじめに遭って自ら命を絶った。キム・テギュさんも25才だった昨年4月、建設現場で廃資材を移動する作業中に墜落して亡くなった。キム・ジェスンさんのお父さんキム・ソニャンさんは<ハンギョレ>との電話で、「仕事をさせて事故が起こったら、認めて当然な罰を受けるべきなのに、我が国は軽い処罰に終わる。」「(立法に)小さな力にでもなるかと思って、断食をすることにした」と話した。
29日からは、民主労総のヤン・キョンス新任委員長と宗教環境会のヤン・ジェソン共同代表が断食座り込みに参加する予定だ。この他に、産災・災難惨事の家族と当事者が、一日ずつ同調断食を続ける予定だ。
11日から断食座り込みをしている4人はこの日記者会見を行って、「毎日6人以上の労働者が亡くなり、毎日6家族以上が地獄に落ちている」として、年内の立法を求めた。
2020年12月27日 ハンギョレ新聞 パク・ジュンヨン記者