ポスコ・光陽製鉄所で爆発事故、3人が死亡 2020年11月25日 韓国の労災・安全衛生
全南のポスコ光陽製鉄所で発生した爆発事故で、作業をしていた3人の労働者が亡くなった。
光陽市災難安全状況室などによれば、事故は24日の午後4時頃、第1高炉の近くで、酸素供給配管バルブを操作中に発生した。
近くにポスコの職員1人と協力業者の職員2人がいた。2人は心停止状態で発見され、1人は2時間後に、捜索作業に当たった119隊員によって、亡くなっているのが発見された。
火災は消防車10台と消防隊員50人が出動して20分程で鎮火したが、二次爆発の危険があって、現場への接近は制限された。
ポスコ光陽製鉄所での爆発事故は、昨年12月24日にも発生した。排熱発電所の試験中に発生し、この事故で、製鉄所で働いていた研究員と技術者5人が重軽傷を負った。
2019年だけでも、光陽製鉄所で三度の事故が発生した。これに対して、民主労総・全南本部と金属労組・光州全南支部、ポスコ支会、ポスコ社内下請け支会などは、続く重大事故にしっかりした対策を執れと要求していた。
2020年11月25日 民衆の声 イ・スンフン記者