「産災(労災)は殺人」・・・・金鎔均(キム・ヨンギュン)の死を忘れないように 西部発電に追慕造形物を建立 2020年11月10日 韓国の労災・安全衛生


京畿・牡丹公園の故キム・ヨンギュンさんの墓地/ウ・チョルフン選任記者

社団法人金鎔均財団は「青年非正規職労働者・故金鎔均の追慕造形物が、2021年5月までに、韓国西部発電に建てられることになった」と明らかにした。財団によれば追慕造形物は韓国西部発電の正門に建てられる予定だ。

財団は当初、来月のキムさんの2周忌に合わせて、キムさんが働いた泰安火力発電所に追慕の造形物を建立するために活動を進めてきた。韓国西部発電は昨年2月、追慕造形物を建てることに遺族側と合意したが、追慕造形物は建立されずにきた。

財団は「故金鎔均労働者の追慕造形物を通じて『産災は殺人』であることを、『安全は生命』であることを、『より危険な非正規職はもう止めなければ』ということを、労働者の生命を保護するのは『企業の義務』であることを前提にする社会になるように願う心」として「2周忌までに追慕造形物を建立できない状況は残念だが、キチンと立てられるようにしなければならない。行動して関心を持った労働者・市民たちと『その溶けた鉄を使うな』という歌詞が現実になるようにして下さったすべての方々に感謝を申し上げる」と話した。

金鎔均財団は2018年12月に泰安火力発電所で産業災害で命を失った金鎔均労働者を追悼して昨年10月にスタートした。産業災害の根絶と労働者の健康権争奪、非正規職撤廃などを目標に活動している。 金鎔均労働者の母親・金美叔さんが代表をしている。

2020年11月10日 京鄕新聞 チョヘラム記者

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=202011101504001&code=940702