私たちの時代の全泰壱に治癒の手助け、全国に拡大 人権治癒119スタート…人権侵害現場の医療・心理治癒支援 2020年10月22日 韓国の労災・安全衛生

人権侵害や座り込みで健康を損ねた人たちに、統合的な治癒と体系的な支援をする医療支援団体『人権治癒119』がスタートした。

21日午前、全泰壱橋で人権治癒119の出帆式が行われた。この間、緑色病院がある首都圏に限定されていた人権侵害現場の医療支援が、全国に拡大する。緑色病院は、2017年9月に人権治癒センターを開設して、企業・国家暴力に抵抗して座り込みをしたり長期闘争を闘う労働者、社会的弱者・少数者・人権侵害被害者・活動家を支援してきた。昨年までに453人が支援を受けてきた。

ここに全国ネットワーク組織である韓国社会的医療機関連合会が参加して、診療範囲が全国単位に広くなった。心理治癒ネットワークの『ふっくらトーク』も参加して、労組と市民団体の活動家の心理治療を行う。人権医学研究所は、研究・調査活動を引き受ける。軍人権センター、労働健康連帯、民主労総、人権財団の人たちも加勢する。

この日、人権治癒119の出帆式を終えた後、緑色病院は引き続き『全泰壱病院』宣布の記者会見を行った。緑色病院の任翔赫(イムサンヒョク)院長は「弱い労働者のために犠牲になった全泰壱烈士の精神を、緑色病院が継続する」と強調した。

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=167164

2020年10月22日 毎日労働ニュース キム・ミヨン記者