労働部、30代の会計士の過労死疑惑でサムジョンKPMGを勤労監督/韓国の労災・安全衛生2026年03月16日

雇用労働部が30代の会計士の過労死疑惑が提起されている会計事務所サムジョンKPMGに対する勤労監督を開始した。

労働部はプレスリリースを発表し、12日からサムジョンKPMGに対して企画監督を実施していると明らかにした。同法人では、6日に現場監査の実務を統括していた30代の会計士が亡くなった。企業を対象とした監査時期と重なった長時間労働が死亡原因であるという疑惑が、SNSや報道などによって提起されている。同法人では、昨年11月にも30代の会計士が死亡している。

6日に亡くなったAさんの死を巡っては、最近は過度な業務量で週80時間以上働いているにも拘わらず、会社が労働時間の記録を週40時間を超えて残すことを禁じたという疑惑も提起されている。同会計事務所は、裁量労働制や選択的労働時間制といった柔軟な労働制度を採用していた。労働部は監督を通して柔軟労働制の運用適正を検証すると同時に、包括賃金制の濫用や休暇・休憩・休日の付与など、労働関係法全般を点検し、法令違反が確認された場合は厳正に対処する方針だ。

労働部次官は「長時間労働の慣行を是正し、若年専門職を含むすべての働く人々の健全な労働環境の整備に力を注ぐ」と話した。

2026年3月16日 ハンギョレ新聞 パク・テウ記者

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/1249584.html