「寒さを嫌悪したのに・・・今は良いです」移動労働者休憩所に行ってみると/韓国の労災・安全衛生2025年3月27日

ソウル麻浦区にある「休息ソウル移動者憩いの場」の内部の姿。 ソウル労働権益センター

26日に首都圏の地下鉄1番線鐘閣駅の5・6番出口の間にある「休憩ソウル移動労働者鐘閣駅休憩いの場」には、午後5時から代行運転の『コール』を待つ人たちで、一つ二つと埋まり始めた。

今年で代行運転2年目のAさんは「先月、ここができたことを一番最初に見付けて、周りの人たちみんなに紹介した」と話した。Aさんは鐘閣駅を中心に代行運転をする。普通は午後5時前に出勤して、明け方2~3時頃には仕事をする。次の冬は特に寒かったが、寒さを近く気にしていなくてとても、大変だった。

また別の代行運転手のBさんは「寒くても暑くても、毎日鐘閣駅の階段に座ってコールを待っていた。今は休憩所でコールを待つことができて心強い」と話した。

ソウル市が移動労働者の休憩権の保障のために先月10日、舎堂駅と鐘閣駅の地下鉄駅舎内に「移動労働者簡易休憩所」を造った。 近接性の高い場所に休憩所を造ってくれという移動労働者の要求を反映したのだ。

今、運営から一ヶ月以上を迎えた二つの休憩の場には、口コミが広がり、毎日多くの移動労働者が集まっています。

ソウル市の移動労働者休憩の場は6か所に増えました

ソウル市が運営している移動労働者休憩所は、鐘閣・舎堂駅の休憩所に、瑞草休憩所、北倉休憩所、合井休憩所、上岩休憩所など計6施設だ。 24時間運営している「江南憩いの場1~4号店」等、4店舗を運営しています。

休息ソウル移動労働者鐘閣駅の憩いの場の屋外全景。

休憩の場は、移動労働者なら誰でも休んで行くことができる。現場で突破用QRコードを発給して、い休憩の場のドアの横に設置された読み取り機で認識すれば勝てるができる。携帯電話の充電器も充実している。各種のコーヒーやティーバッグなども、全て無料で提供される。

休憩の場は、移動労働者の業務のノウハウを学ぶ空間としても利用される。実際、ここでは「ベテラン代行運転手」たちから、公共交通機関がないところに代行運転をして、夜明けまで歩いて山を越えたり、野良犬に歩いて木の上に登った経験などを、難なく聞けることがある。

ソウル市は今月から隔週水曜日ごとに「訪ねて地下鉄労働相談」も行っている。 この日も労務士が憩いの場を訪れた移動労働者と相談を行っていた。

憩いの場の関係者は27日「普段気になって、問題として認識できなかったことを相談することで解決する人が多い。」「ソウル市が提供する様々な情報も同時に知らせている」と話した。

2025年3月27日 京郷新聞 リュ・イナ記者

https://www.khan.co.kr/article/202503271512001