「生命安全制度後退の尹錫悦審判」民主労総が都心行進 2023年04月20日 韓国の労災・安全衛生
民主労総が生命安全制度を後退させる尹錫悦政府を糾弾してソウル市内を行進した。
民主労総は19日、ソウルの東大門デザインプラザからソウル市庁まで行進し、「毎年労働者2400人が労災で死亡し、労働者500人が過労死していく職場は、日々が戦争」とし、「(尹錫悦政府は)世界最長の労働時間と最悪の労災死亡が繰り返される職場の改善どころか、重大災害処罰法の改悪案を発表し、労働者の処罰を拡大して企業の処罰を大目に見ることで一貫した産業安全保健法の改悪を推進するなど、年内の法律改悪の試みをスタートさせた」と糾弾した。
この日、彼らは東大門デザインプラザで集会なしで行進を始め、スローガンを叫んで演説をしながら。市内約3kmを行進した。一部市民は行進する労働者を関心を持って見守ったが、一部市民は「アカ」と叫びながら悪口を浴びせたりもした。
ヤン・ギョンス委員長はソウル市庁まで行進した後のまとめの集会で「恐ろしく残忍な死が続くにも拘わらず、政権はもっと長く働けと、死ぬほど働けと言いながら、重大災害処罰法をぼろぼろにすると脅している」とし、「法律がなければ作ってでも守るべき労働者の生命なのに、現にある法律も無力化させると公言している」と批判した。委員長をはじめとする民主労総の役員は、喪服を着て行進した。
参加者たちは対政府闘争を決意した。「企業の金儲けのために労働者と市民を死に追いやる『尹錫悦印の生命安全改悪』を闘いで粉砕する。」「ゼネストと市民社会との連帯闘争で、労働時間改悪と重大災害処罰法の改正を粉砕する」と強調した。
2023年4月20日 毎日労働ニュース イ・ジェ記者
http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=214638