学校給食労働者が筋骨格系疾患で集団労災申請 2022年12月13日 韓国の労災・安全衛生
民主労総学校非正規職労組京畿支部が13日、勤労福祉公団ソウル本部前で記者会見を行い、学校給食室労働者の集団労災申請を行うと発表した。
9月に支部が学校給食室労働者に行った筋骨格系疾患アンケート調査で、800人以上の労働者が労災を申請する意思を明らかにしたとし、この日の勤労福祉公団ソウル本部への15人の筋骨格系疾患集団労災申請を始めとし、中部地方雇用労働庁の9ヶ所の勤労福祉公団支社に労災申請を行うとした。
記者会見の参加者たちは、集団給食の場合、一人当りの食数人員が労働強度を計る重要指標だが、2019年に民衆党のキム・ジョンフン議員が発表した資料によれば、国立大病院・国策研究機関など、8機関の一人当りの食数人員が平均64人であるのに比べ、学校給食室は146人に達したとして、人員補充を訴えた。合わせて、この日労災を申請した15人に対して早急に労災を認定するように勤労福祉公団に要求する一方、労働庁にも肺がんと筋骨格系疾患など、学校給食室の労働者に頻繁に発生する疾患に対して、根本的な予防対策を立てられるように指導・監督するように要求した。
2022年12月13日 ハンギョレ新聞 カン・チャングァン専任記者