「消防士を守る署名運動」三日間で4万人・・・「本当の責任者を処罰せよ」 2022年11月17日 韓国の労災・安全衛生

梨泰院惨事への警察の捜査が、管理対策を立てなかった政府の責任者よりも、惨事の現場に出動し、救助に当たった警察・消防士に集中している。全国公務員労働組合消防本部が「不当な捜査を中止し、本当の責任者を処罰すべきだ」と、『7万消防士を守る汎国民署名運動』を展開している。始めて三日で約4万人が参加した。

17日、消防本部のキム・ドンウク報道官が「民衆の声」との電話で、「これまでに約4万人が署名運動に参加してくれた」と明らかにした。

消防本部は15日から、全国民を対象に『7万消防士を守る汎国民署名運動』を始めた。消防本部は、「10月29日の当日、消防士たちは走り回った。一瞬でも歩かなかった。泣きたい気持ちを抑えて胸を押さえた。一人でも目覚めろ、一人でも生きてくれ、そのように惨事現場で死闘を繰り拡げた。ところがその結果は、龍山消防署長、指揮チーム長の立件で、それでも足りず、今は救急隊員の記録を押収し、出動した車両(188台)、出動した消防士(620人)の現場活動記録を捜査すると言う。これが安全システムも崩壊し、国もなかったところで、苦労して闘った消防士に対する政府の答えだ。」「現場の消防士に向かっている捜査を直ちに中止すべきだ」と、署名運動の趣旨を説明した。続けて「消防士を守る署名運動に、共にして欲しい」と訴えた。

消防本部はこのような趣旨で始めた署名運動を、オン・オフラインで21日までの7日間行った後、22日に、集まった署名を警察庁の特別捜査本部に伝える予定だ。

消防士を守る署名運動 /消防本部提供

2022年11月17日 民衆の声特別取材チーム イ・スンフン記者

https://www.vop.co.kr/A00001623328.html