復職したMBC契約職アナウンサー「職場内いじめを止めて欲しい」2019年7月16日

16日午前9時、ソウル雇用労働庁の前にMBCの契約職アナウンサー7人が集まった。
7人は5月27日からMBCに復職して出勤している。2016~2017年に入社し、新しい経営陣になって契約を解約され、法的に争った結果、中央労働委員会では不当解雇の判定を、裁判所では労働者の地位認められた。その後職場には行くが「する仕事」がない。出勤は9階のアナウンサー室でなく、12階の会議室だ。
「会社は私たちが出勤しなくても関係ないという考えだ。勤怠管理もしない。社内のイントラネットに接続できないから、ニュースのチェックもできない。ポータルサイトでニュースを検索して、放送の練習をしている」と話した。「労働問題なのに、会社は未だに私たちを政治的な視線で見ている。職場内いじめに遭っている」と話した。
雇用労働部は正当な理由なく訓練・昇進・補償・待遇などで差別したり、労働契約書に明示されていない雑用だけをさせ、業務に必要な備品(コンピュータ・電話など)を与えなかったり、インターネットや社内ネットワークへの接続を遮断する行為などを、職場内いじめ行為と例示した。アナウンサーたちが提起した「仕事をほとんど与えない」も、いじめに入る。
アナウンサーたちは解雇無効確認訴訟と勤労者の地位確認仮処分を申請して認容されたが、本案訴訟は現在の進行中だ。 MBCは本案訴訟が確定するまでは仕事を与えられないという。

2019年7月16日 京郷新聞 コ・ヒジン記者