キム・ヨンギュンさんの遺族、元請・下請会社と管理者18人を「殺人」で告訴 2019年1月9日
「8年間に産業災害が58件が起きて、12人が死亡したということです。一つ会社でこのようにたくさん死んだということは、企業殺人です。殺人を犯した責任者は殺人罪で処罰されて当然です」。
キム・ヨンギュンさんの遺族が西部発電・韓国発電技術の、会社と管理者18人を告訴した。市民対策委の法律支援団長ソン・ヨンソプ弁護士は、「使用者は…ベルトコンベヤーやローラに身体の一部が接触した瞬間、捲き込まれ事故に繋がるということをよく知っていた」。「現場労働者の設備改善要求を拒否し、作業過程での事故発生と死亡を容認したという点で、未必の故意による殺人罪が成立する」と説明した。先月11日の事故以後の元請・下請の対処についても告訴・告発した。労働部が西部発電の泰安火力本部と韓国発電技術に作業中止を命令をしたのに、対象コンベヤーを1時間以上稼動した行為、事故以後も事故が発生したコンベヤーと同じ事故の危険がある別のコンベヤーを稼動した行為、事故現場で翌日に下請け労働者に事故現場を清掃させ、事件現場を損傷した疑惑などが産業安全保健法に違反すると、告訴状で指摘した。
2019年1月9日 毎日労働ニュース ユン・チャウン記者