4ヶ月で2人死亡した大宇建設、労働部が特別監督 2021年4月27日 韓国の労災・安全衛生
労働部は、28日から大宇建設本社と所属の現場を対象に産業安全保健監督を始めるとした。労働部は、大宇建設で2019年と昨年に続けて死亡事故が発生したのに続き、今年も2件の死亡事故が発生したため、このような措置を執ることにした。
労働部は今年、建設会社に対して、一件の重大災害が発生しただけでも本社と全国の建設現場を監督することにした。これによって先月末から半月間、テヨン建設を監督し、大宇建設に二番目の監督をすることにした。
大宇建設では、2月に慶北の雲門ダム現場で、一人労働者が岩石の下敷きになって死亡し、4月14日には釜山の住宅商店複合新築現場で、労働者が移動式クレーンに挟まれて亡くなる事故が発生した。また、2019年に6件、昨年は4件の労働者の死亡事故があった。2011年から現在までの10年で、発生した死亡事故は56件(死亡57人)だ。100大建設会社の中で、この期間に死亡事故が年平均5件以上発生したのは大宇建設が唯一だ。
労働部はテヨン建設の例のように、大宇建設でも本社から現場まで、安全保健管理体系がキチンと構築されて作動しているかを点検する計画だ。
2021年4月27日 ハンギョレ新聞 パク・ジュンヨン記者