人工知能が安全保健の研究をお手伝いします 2023年11月28日 韓国の労災・安全衛生
安全保健公団・産業安全保健研究院が作成した研究報告書、疫学調査報告書、吸入毒性試験の結果と報告書など、政策研究の結果を人工知能基盤の対話方式で検索できるようになった。
研究院は「研究成果へのアプローチを強化するために、研究院のホームページに人工知能(AI)基盤の研究資料検索・分析サービスを提供する」と明らかにした。
新規のサービスは、自然言語による対話方式で情報を探す「ChatGTP」を基盤に開発した。例えば検索ウィンドウに「産業安全保健分野の主要政策研究を要約して」と入力すれば、研究員が保有している研究資料を見付けて、自動的に要約・出力する方式だ。研究院は対話型サービスの完成度を高めるために、1989年度から現在までに作った3614件の資料をAIに学習させた。
また資料検索として、△手軽な方式での研究本文詳細検索、△検索された情報の融合と要約、△類似文書の自動推薦、△産業安全保健法などの関連する最新の法律なども同時に出力されるように、サービスを改編した。研究院はシステムの改編で、検索結果の専門性と便宜性が高まるものと期待している。現業の実務者に研究の結果を簡単に楽しく接することができる契機を提供するなど、付加効果も予想している。
キム・ウナ院長は「最新人工知能の技術は、産業安全保健研究の成果の活性化にも寄与するだろう。」「適用事業の拡大によって産業安全保健研究の質を高め、安全な職場の造成に寄与する」と話した。
2023年11月28日 毎日労働ニュース チェ・ジョンナム記者
http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=218495