道路上の英雄『配達ライダー』 2023年11月30日 韓国の労災・安全衛生

東北圏ソウル市労働者総合支援センター

『道路上の安全守り』の配達労働者が、五ヶ月間に534件の道路安全事故・労災予防活動を行ったことが明らかになった。

公共運輸労組ライダーユニオン支部は29日、「配達ライダーがこの五ヶ月間、市民とライダーの安全を守る『安全守り』活動をした」と明らかにした。5月に東北圏ソウル市労働者総合支援センターの支援で養成された配達ライダー『安全守り人』は19人だ。彼らは心肺蘇生法教育、応急救助教育などを受け、ソウル城北区などの東北圏域で働き、5件の人命救助と1件の飲酒運転検挙に協力した。また、落下物、信号故障、不法駐車など、道路の危険要素を見付けて警察庁に情報提供し、ソウル市の「スマート不便申告」を通して534件の安全事故予防活動を展開した。

支部は「今回の事業は、韓国の企業で労災事故が最も多く発生する『配達の民族』を始め、配達プラットフォーム労働者の安全を確保するための現場参加型の事業」で、「同僚のライダーに肯定的なメッセージも伝えた」と明らかにした。

ク・ギョヒョン委員長は「ソウルと京畿道で、配達ライダーの高い関心と参加の中で『安全守り』の事業が行われた。」「活動が全国に拡大し、配達労働者と市民の安全が確保されることを願う」と強調した。

東北圏ソウル市労働者総合支援センター

2023年11月30日 毎日労働ニュース チョン・ソヒ記者

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=218556