建設現場のトイレ「男性30人に一個、女性20人に一個」 2023年2月1日 韓国の労災・安全衛生
建設現場のトイレ設置基準が設けられる。
雇用労働部が建設現場のトイレの設置基準として、『労働者数基準』を追加した「建設労働者の雇用改善などに関する法律」(建設労働者法)施行規則改正案を立法予告した。現在、建設現場のトイレ設置基準は、工事金額で1億ウォン以上の現場はトイレを設置しなければならず、現場から300メートル以内に、男女を区分したトイレを設置することになっている。
トイレの設置基準に労働者数が含まれておらず、一部の現場ではトイレ不足の問題が発生することもあり、一部の現場では人糞が見付かることもある。
建設労働界はこれまで、トイレの設置基準を現実に合うように改正すべきだという要求を続けてきたが、政府がやっとこれに応えた。
施行規則改正案によれば、既存の設置基準の他にも、トイレ(大便器)は男性労働者30人当り1個以上、女性労働者20人当り1個以上を設置したり、利用できるようにしなければならない。チョン・ギョンフン労働市場政策官は「建設勤労者の疾病予防など、勤務環境を改善する一方、建設勤労者の業務生産性の向上にも大きく役立つものと期待する」と明らかにした。
2023年2月1日 毎日労働ニュース 編集部
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