雇用上性差別・職場内セクハラ被害を労働委で救済へ政府法令案議決 2020年10月21日 韓国の労災・安全衛生

雇用上の性差別と職場内セクハラ被害労働者に対する労働委員会の救済手続きが導入される。

政府は20日、大統領府で文在寅大統領が主宰した閣僚会議で、男女雇用平等と仕事・家庭両立支援に関する法律(男女雇用平等法)など、雇用労働部所管の法令案3件を審議・議決した。

男女雇用平等法の改正案では、雇用上の性差別と職場内セクハラ被害労働者が、労働委に是正申請できるようにした。労働委は雇用上の性差別が認められれば是正命令ができる。是正命令の効力は、当事者以外に差別を受ける他の労働者にまで拡大することができる。勤労監督官は是正指示に応じない事業場を、労働者の申請・申告がなくても労働委に通知して救済することができるようにした。

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=167135

2020年10月21日 毎日労働ニュース ヨン・ユンジョン記者