韓国・保健医療労組、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関連し公共医療拡充の社会的対話を提案 2020年4月8日
保健医療労組は7日に大統領府で記者会見を行い、「COVID-19克服と国家防疫体系・医療安全ネット構築のために、医療機関・労組・政府・専門家が参加する緊急の社会的対話を提案する」とした。
労組はCOVID-19を克服するための対策として、
- 感染病専門病院の設立など感染病治療体系の構築
- 医療災難に備えられる公共医療の大幅拡充
- 傷病手当ての導入など医療安全ネットの構築
- COVID-19の長期化に備えた医療関係者の保護措置と医療陣の拡充
を提示した。
このような対策を施行するために、社会的対話が必要だという主張だ。
ナ・スンジャ委員長は「このような議題は、労組だけでなく多くの専門家たちと市民・社会団体が提起してきたが、どこからも返事がない」とし、「感染事態が終われば、何もなかったかのように元に戻ってしまうことが繰り返される」、「COVID-19克服の対策を直ちに施行するため、緊急に社会的対話を要求する」と付け加えた。
2020年4月8日 毎日労働ニュース イム・セウン記者