法務部、トゥアンさんの遺族に公式謝罪・・・「未登録移住民の取り締まり政策を改善」/韓国の労災・安全衛生2026年01月02日

法務部が昨年10月、未登録外国人の取り締まりの過程で、ベトナム青年のトゥアンさん(当時25歳)が墜落して死亡した事故に関して遺族に公式謝罪した。
法曹界によれば、当時、取り締まりの責任者だったイ・サンハン法務部大邱出入国管理事務所長は先月31日、「共に民主党」のイ・ヨンウ議員室でトゥアンさんの遺族に会い、「深い哀悼の意を表わす」と謝った。この席に一緒に参加した法務部の関係者は「安全と人権を強調する方式で、外国人取り締まり関連の政策を改善する」と約束した。また、トゥアンさんのように合法的に滞在しながら、不法就労とされる状況を防止するために、ビザ制度の改善を検討すると明らかにした。
但し、法務部は「取り締まり自体を止めることはできない。」「不法環境の抑制、ブローカー中心に取り締まり、自主出国の拡大、雇い主の処罰強化などに切り替えていく」と表明した。
昨年10月28日、トゥアンさんは政府の大邱城西工業団地内の製造業者取り締まりの過程で墜落し亡くなった。トゥアンさんは留学ビザ(D-2)で韓国に来て、大学卒業後、求職ビザ(D-10)で滞在しながら城西工業団地で働いていた。D-10ビザでは、製造会社への就職が制限される。トゥアンさんは未登録の外国人ではないが、取り締まりの対象にされる可能性があり、隠れていて被害に遭ったという。ところが、当時、取り締まりを行った法務部大邱出入国・外国人事務所が、法務部訓令で規定された『取り締まり職員教育』をきちんと守っていなかったことが明らかになり、批判が起きた。いい加減な教育を受けた事務所の職員たちが、事実上、ウサギ狩り式の取り締まりを行って事故が発生したという指摘だ。
以後『故トゥアン死亡事件対応のための大邱慶北地域対策委員会』が構成され、国家人権委員会に陳情を提起、記者会見など、事件の実体を知らせことの先頭に立ってきた。大統領室の前で座り込みを行ってきた対策委は、最近は大統領室が大統領府に移転し、大統領府前で座り込みを続けてきた。対策委は、政府が謝罪したことを受け、同日に座り込みの解団式を行う計画だ。
2026年1月2日 京郷新聞 ユ・ソンヒ記者


