オーストラリアとニュージーランドの数十校が子供用[着色]砂のアスベストリスクにより閉鎖/BBC, 2025.11.14

オーストラリアとニュージーランド各地の数十の学校や保育園が、子供用砂のアスベストリスクに関する警告を受け、全面または一部閉鎖された。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は水曜日[11月12日]、トレモライトアスベストの微量含有が確認された着色製品の回収通知を発表した。
規制当局は、アスベストが空気中に浮遊したり吸入可能な微細粒子になるリスクは「低い」としながらも、「依然としてリスクを引き起こす可能性がある」と述べた。
ニュージーランドの企業・技術革新・雇用省(MBI
E)も、砂の使用を中止し、「認可を受けた専門家を通じた」安全な廃棄の手配を呼びかけている。
金曜日に、キャンベラが位置する-オーストラリア首都特別地域(ACT)で少なくとも15の学校と7つの保育園が完全に閉鎖され、予防措置としてさらに6校が一部閉鎖された。クイーンズランド州でも学校閉鎖の報告がある。
ニュージーランドでは、教育省が金曜日、認可を受けた専門家がアスベスト汚染の可能性に対処する間、5つの幼児教育施設と2つの学校が一時閉鎖されると発表したと、公共放送RNZが報じた。
それより早い水曜日の声明で、MBIE製品安全担当スポークスマンのイアン・キャプリン氏は、該当製品を購入した人々に「ただちに行動を起こす」よう促した。
「砂の使用を中止し、封じ込め、安全な場所に保管し、認可を受けた専門家による安全な廃棄を手配してください。専門家リストはWorkSafeウェブサイトで確認できる」と述べた。
ACCCは、天然に存在するトレモライトアスベストが、検査機関での検査により一部のサンプルで検出されたと発表した。
ただし、吸入性アスベストはどのサンプルからも検出されず、砂から吸入性アスベスト繊維が放出される可能性は、「機械的手段による破砕」が行われない限り「ありそうにない」と付け加えた。
アスベストは繊維が吸入された場合に危険となる。肺を損傷し、がんを含む疾病を引き起こす可能性がある。
アスベストまたはアスベスト含有製品の輸入・輸出は、オーストラリア及びニュージーランドの法律により禁止されている。
問題の砂製品は、中国から輸入され、2020年から2025年にかけてオーストラリア全土で販売されているもので、国内でもっとも人気のある小売業者のひとつであるOfficeworksを含む複数の文具供給チェーンによって販売されている。[一部省略]
BBCは、リコールを発表した供給元であるEdu-cational Colours Pty Ltdにコメントを求めた。
オーストラリアの放送局ABCによると、Office
worksは検査でアスベストが検出された後、Edu-cational Colours製品の販売を停止したと述べた。
同社はさらに、独立した健康安全リスク評価を取得しており、それによると「これらの製品に関連した安全リスクは無視できる」と結論づけられていると付け加えた。
ニュージーランドのMBIEは、国内で販売されている2製品-ECレインボーサンド(1.3kg)とクリエイティスティックス-カラーサンド(1kg)-の自主的リコールが進行中であると通知を受けたと発表した。
同省はさらに、「汚染の可能性のある製品」がもたらすリスクの程度を特定する間、「予防措置」を講じていると付け加えた。
ACTのイヴェット・ベリー教育相はSNSで、これらの製品が「公立学校の一部で感覚遊びや美術工作に使用されていた」と説明した。
「このニュースがご家庭に不安を与える可能性があることは承知している」と付け加え、「学校を閉鎖することで、検査と是正が可能な限り早期に実施できる」と述べた。
ビクトリア州の広報担当者は、警告を受けて州立学校が閉鎖されることはないことを確認し、「これらの製品の使用による健康リスクは低い」との助言を受けていると述べた。
「したがって、現時点で学校や幼児教育施設を閉鎖する必要性は示されていない」と同担当者は付け加えた。
広報担当者は、当局がリコール対象製品を使用している可能性のある学校や幼児教育施設を「迅速に」特定し、その後、関連当局からの是正措置の助言に従うよう支援すると述べた。
ニューサウスウェールズ州でも、学校閉鎖は行われていないが、全公立校に対し、「該当する砂製品をただちに安全に撤去するよう」安全警報が発出された。「生徒、教職員、学校コミュニティの健康・安全・福祉は教育省の最優先事項である」と付け加えた。

https://www.bbc.com/news/articles/c0qpvq3v3xeo 続報が続いている。

安全センター情報2026年1・2月号