労災のトラウマ、森で回復/韓国の労災・安全衛生2025年10月13日

▲ パク・ジョンギル理事長が1回目の労災勤労者の日を記念して、4月29日・30日、春川市の国立春川森体院で、被災労働者と家族のための山林治癒プログラムを開催した。 <勤労福祉公団>

勤労福祉公団と韓国山林福祉振興院が、大田市西区山林福祉総合教育センターで『労災勤労者山林治癒協力事業』の成果を共有し、今後の発展方案を議論したと13日明らかにした。

  山林治癒プログラムは、労災トラウマを経験している労働者と家族が、自然の中で体と心を回復し、健康に社会と職場に復帰できるように、手助けになるために準備された。森の解説、瞑想、家族コミュニケーションプログラムなどで構成される。プログラムに参加したある被災労働者は、「労災以後に不安と恐れが続いたが、森で心を落ち着かせることができた。」「何よりも、この間一緒にできなかった家族たちと久しぶりに笑って対話し、幸せな時間を過ごした」と話した。

  該当の事業は昨年5月から今年8月まで、全国10ヵ所の山林福祉施設で85回行われ、2320人の被災労働者と家族が共にした。

  両機関は、来年△遺族の喪失感の克服、△精神健康の高危険群被災労働者の心理回復、△交通弱者のための訪ねる山林治癒など、オーダーメード型プログラムを新設する計画だ。

  パク・ジョンギル勤労福祉公団理事長は「労災保険の究極的な目標は、被災労働者がより速く、健康に日常に復帰すること」で、「山林治癒を通して、被災労働者と家族の心理的な安定と回復の意志を高め、安全で幸せな社会復帰を支援する」と話した。

2025年10月13日 毎日労働ニュース オ・ゴウン記者

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