名古屋労災職業病センター/法人化第1回総会を開催●愛知
6月45日の午後、ウインクあいち908会議室で、一般社団法人名古屋労災職業病センターの第1回総会を開催しました。総会は、本人出席、委任状出席あわせて定款所定数を満たし有効に成立しました。
冒頭、名古屋ふれあいユニオン運営委員の浅野文秀さんから、「名古屋の労職センターとともに労災被災者に寄り添っていきたい」と挨拶をいただき、ユニオンみえ執行委員長の江川正典さんからは、「名古屋の労職センターには、任意団体発足前の準備会から参加している。あの頃は法人化できると考えていなかった」とお話しをいだだき、四日市看護医療大学学長で医師の柴田英治先生より、「私が学生時代は公衆衛生の専門家が沢山いたが、今は大変少なくなり危機感を持っている。名古屋のセンターとともに取り組みを強めていきたい」とメッセージをいただきました。
規約に則り総会議長には、理事長の森亮太が就任しました。本総会に提出された活動方針、予算、専従者給与、理事・監事・顧問の選任についての議案は全て承認、可決されました。
総会後、名古屋出入国在留管理局に収容された人々の面会活動を続けているフレンズの西山誠子さんの記念講演が行われました。西山さんは、「非正規滞在者の日本における歴史というのは長いんですけれどち、バブルから考えるともう40年くらい経っているわけです。その頃来た人たちというのは20歳で来てももう60歳になっているんです。ものすごく高齢化しています。そういう人たちに未だにビザがない人がたくさんいるんです。しかし、もう日本の中に統合してピザをあげて、日本の中でともに暮らす。これが、日本のこれからの取るべき道ではないか」と話しました。
文・問合せ:一社名古屋労災職業病センター
安全センター情報2025年11月号


