「全泰壱が帰ってきたという気持ちで」・・・金英勳労働長官、牡丹公園を公式参拝/韓国の労災・安全衛生2025年7月22日

「頑張ります」
22日に、牡丹公園の全泰壱(チョン・テイル)烈士の墓地で、キム・ヨンフン雇用労働部長官は、菊一輪を置いた後、ひざまずいて二度お辞儀をした後、白基晥(ペク・キウォン)先生の墓地に移動する途中、記者に「少年工の大統領の誕生は、チョン・テイルが再び戻ってきたのと同じだ。そのような心構えで長官職を遂行する」と話した。
キム・ヨンフン長官はペク・キウォン先生の墓地に続き、金錦守(キム・グンス)・前労使政委員長を参拝する時は、「委員長が果たせなかった夢を必ず成し遂げられるよう最善を尽くす」と話した。 労働界の大物だったキム・グンス前委員長は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の時、労使政委員会を率いて社会的対話に力を入れたが、民主労総の参加を引き出すことはできなかった。キム・ヨンフン長官が話した『果たせなかった夢』は座礁した社会的対話を意味するようだった。
彼は続いて、正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)元代表の墓地も訪れた。予定になかった日程だった。「候補者の身分なので誤解されかねないと思って(19日に開かれた七周忌追悼式に)来られませんでした。永遠な労働者の友、常に記憶します。」とひざまずいて、碑石を掴んだままキム・ヨンフン長官はじっと詠んだ。30度を超える天気にも拘わらず、黒いスーツとネクタイを締めたキム・ヨンフン長官の顔には汗が流れた。
任期初日、キム・ヨンフン長官は李在明大統領がソウル龍山大統領室の庁舎で主宰した国務会議を終えた後、民主・労働烈士が埋められた牡丹公園に駆けつけた。歴代労働長官の中で、現職の時に牡丹公園を訪れたのはキム・ヨンフン長官が初めてだ。文在寅政府時の2020年、イ・ジェガプ当時の労働部長官が、全泰壱烈士50周忌を迎えて牡丹公園を訪ねたが、あくまでも「非公式」参拝だった。キム・ヨンフン長官に同行したキム・ユジン労働政策室長とキム・ジョンユン産業安全保健本部長、イ・ジョンハン雇用政策室長、イ・ヒョンオク政策企画官など、労働部の高位幹部たちも初めて牡丹公園を訪れたという。労働部のチェ・ヒョンソク代弁人は、「牡丹公園参拝はもちろん、どの墓地に行くかもキム・ヨンフン長官が直接決めた」と耳打ちした。
牡丹公園の参拝を終えた後に訪れたのは、近くにある建設現場だった。労働部側は「事前予告のない抜き打ち訪問」と強調した。キム・ヨンフン長官は墜落事故予防のための核心安全規則遵守の可否を丁寧に調べた。この過程で、鋳型と階段室の設置作業に安全手摺りが正しく設置されていない点と、足場設置作業に作業足場が正しく固定されていない点などが確認された。キム・ヨンフン長官は現場管理者に、法令違反事項を直ちに是正しろと指示する一方、労働者には、猛暑予防キットと氷果類を提供した。彼は「抜き打ち点検は一回性にと止まらないだろう。毎週現場に出て、抜き打ち点検・監督活動をする」と話した。
2025年7月22日 ハンギョレ新聞 パク・テウ記者