操縦士労組「済州航空事故の原因、生半可な推測を警戒すべき」/韓国の労災・安全衛生2024年12月30日
大韓民国操縦士労働組合連盟(操縦士労組連盟)は30日、務安国際空港済州航空惨事に対して、「事故原因に対する生半可な推測や、確認されていない情報が流布されることを強く警戒する」と明らかにした。
操縦士労組連盟はこの日の見解表明文で「深い哀悼と憂慮を表わす」とし、「連盟は今回の事故の原因が徹底的に糾明され、航空安全の改善がなされるようにすべての支援を惜しまない」と話した。続いて「惨事で愛する家族と知人を失った方々に深い慰労を伝え、生存者の早い回復を心から祈る」と付け加えた。
操縦士労組連盟は「今回の事故は航空安全の重要性を再び想起させる悲劇的な事件」とし、「連盟は操縦士らと航空従事者の権益を保護し、安全文化の定着のために最善を尽くす」と話した。操縦士労組連盟は国内操縦士労組の連合団体として2021年に結成された。大韓航空とアシアナ航空、済州航空、ジンエアー航空、ティーウェイ航空など、10社の国内航空会社の操縦士労組が属している。
2024年12月30日 ハンギョレ新聞 キム・へジョン記者