死ぬ、死ぬ、また死ぬ『恐怖の造船所』・・・二日間で3人死亡/韓国の労災・安全衛生2024年05月10日

イラスト/ソン・ドクファン記者

霊岩郡の現代三湖重工業の造船所で20代のダイバーが潜水作業中に事故で死亡した。

10日、民主労総金属労組などの説明を総合すれば、9日午後2時35分頃、現代三湖重工業で船舶の下部に潜水し、フジツボの除去作業などをしていた潜水士のAさん(24)が意識を失っているのが発見された。Aさんは病院に運ばれたが、同日午前9時38分ごろ亡くなった。Aさんは、現代三湖重工業の請負会社の所属で働いていて被害に遭った。警察と雇用労働部は正確な事故原因を調査中だ。

造船所では最近、重大災害が頻発している。Aさんが事故にあった9日、固城の金剛重工業造船所では120トンの船舶構造物が落下し、40代の下請け労働者と30代のカンボジア国籍の下請け移住労働者が亡くなった。

1月12日、巨済のハンファオーシャン造船所では、20代の下請け労働者がグラインダー作業中の爆発事故で命を失った。6日後の18日には巨済のサムスン重工業の造船所で、階段からの墜落事故で60代の下請け労働者が死亡した。6日が過ぎた24日にはハンファオーシャンで30代の下請け労働者が潜水作業中に亡くなる事故が起きた。

2月12日、蔚山HD現代重工業で、原油生産設備の構造物を移動する作業中に構造物が沈み、60代の労働者が死亡した。同月5日、統営造船所では50トンのクレーンが倒れ、40代の労働者が命を失った。

2024年5月10日 京郷新聞 チョ・ヘラム記者

https://www.khan.co.kr/national/labor/article/202405101420001