50億ウォン以上の建設業で死亡事故が急増 2023年11月06日 韓国の労災・安全衛生

資料写真/チョン・ギフン記者

今年第1四半期の災害調査対象事故死亡者が459人で、昨年より10%(51人)減少したことが判った。製造業で減少が際立った反面、工事金額50億ウォン以上の建設業で災害が大幅に増えた。

雇用労働部が2023年9月末、労働災害現況付加統計『災害調査対象死亡事故発生状況』の暫定結果を発表した。

第2四半期に続き、災害の減少傾向が続いた。死亡事故は449件(459人死亡)で、一年前の483件より7%(34件)減少した。

労働部は「二人以上死亡する大型事故発生が減少し、全般的な景気の条件などの影響で、全体の死亡事故の減少傾向が続いている」と説明した。

業種別には、製造業の災害の減少傾向が大きかった。1~3四半期の製造業での事故死亡者は、一年前の143人から14%減った123人だった。死亡事故は136件から121件に11%減少した。建設業の事故死亡者は253人から240人に5.1%減少した。事故は243件から235件に、3.3%の減に止まった。その他の業種は96人(93件)で、18人(11件)減少した。

全般的な災害減少にも拘わらず、50人(50億ウォン)以上の事業所での死亡事故が一年前より8件(4.4%)増加し、188件を記録した。死亡事故の増加は、工事金額50億ウォン以上の建設業の現場が牽引した。第1~3四半期の死亡事故は、95件発生して97人の労働者が死亡した。74件で82人が死亡した昨年と比べると、それぞれ28.4%、18.3%増加した。

災害類型別には、落下・挟まれなどは減少したが、ぶつかりと物体に当たるが大幅に増えた。特に、物体に当たって死亡する事故は昨年より72.7%(24件)増えた。これによる死亡労働者は57人で、67.6%増えた。

労働部の関係者は、「工事金額120億ウォン以上800ウォン未満の現場の事故が増えた。」「安全管理体系の構築と、人員・予算的な部分で力が少し足りない状態で、原材料価格の上昇による工期の圧力があって、事故が増えたと見られる」と分析した。「建設業の就業者数は全体的には若干減ったが、唯一、急増したのが工事金額120億~500億ウォンの部分で、(工事が)活発に行われていることと関連があるようだ」と話した。

労働部は、「今年残った期間の『現場点検の日』に、建設業種を集中的に点検するなど、建設現場の災害予防のために最善を尽くす」と話した。

2023年11月6日

毎日労働ニュース カン・イェスル記者

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=218128