「国の安全のために消防士の安全を保障せよ!」 2023年07月05日 韓国の労災・安全衛生

記者会見の参加者たちがスローガンを叫んでいる。

全国公務員労働組合消防本部が5日、大統領室前で労組発足二周年の記者会見を行い、「消防士が安全であってこそ大韓民国が安全だ」として、そのための四大重点課題を発表した。四大重点課題は、▲消防人材の補充、▲市道圏域別循環勤務の導入、▲消防行政人材の別途採用、▲7年間凍結中の危険手当ての引き上げだ。消防本部は2021年7月6日に発足した。

キム・ジュヒョン消防本部長が発言している。

記者会見で公務員労組のキム・ジュヒョン消防本部長は、「消防本部発足後の二年間で、10年間念願していた三組一交代を拡大・施行し、勤務体系の改善を成し遂げ、警察職場協議会と連帯して公安職レベルの給与体系を導入し、一人当り10万ウォン以上の基本給引き上げを達成するなど、多くの成果があった。」「消防本部は2万組合員の巨大組織になった。今後、考え方の幅を拡げて労働者として堂々と進み、7万消防士の声を挙げる」と叫んだ。

チョン・ホイル公務員労組委員長が発言している。

チョン・ホイル公務員労組委員長は「消防本部は2万組合員時代を開拓し、消防公務員の代表労組になった。このすべてのことは全国公務員労働組合と民主労総という大きな力と、民主労組という同一の指向をする価値があったからこそ可能だった。」「今後も消防士だけの叫びの限界を越えて、連帯し、より大きく団結して、韓国社会を国民がより安全な社会にしていこう」と話した。

カン・ミョンジュ釜山消防支部長が発言している。

現場発言をした消防本部釜山消防支部のカン・ミョンジュ支部長は、「世の中を変え、消防士の人生を変えるために二年前に労組を作り、ようやく私たちの権利を要求し、勝ち取ってきた。労組発足二周年の喜びを満喫したいが、昨今の現実はそうではない。」「公務員の人員削減を試みている政府は、現場の消防士も減らすべきだとし、消防車輌への搭乗人員を減らそうとしている。消防士の安全が脅かされれば、結局国民の安全が危険になる。国民が安全な大韓民国になることを声高に叫ぶ」と訴えた。

記者会見の参加者が会見文を朗読している

消防本部は記者会見文で「労働組合の出帆後の二年間で多くのことが変わったが、まだ行く道は遠い。災難現場で国民の生命と財産を保護する消防士だが、その裏面には慢性的な人材不足と、上意下達式の階級文化が依然として残っており、消防公務員の労働人権は無視されがちだ。」「最近報道された消防最高位職の、言葉では表現できない途方もない人事請託不正行為に、7万消防官たちは怒りを禁じ得ず、消防高位職らは身を削る心情で自らを振り返るべきだ。7万の目であなたたちを見守る」と話した。

公務員労組が発足2周年記者会見を行っている。

2023年7月5日 労働と世界 ミョンヤン・ジウン記者(公務員労組)

http://worknworld.kctu.org/news/articleView.html?idxno=502931