「依然として大韓民国のあちこちが九宜駅」九宜駅惨事七周忌を前に追悼週間を宣言 2023年05月22日 韓国の労災・安全衛生
ソウル地下鉄2号線の九宜駅でスクリーンドアを直していて死亡したキム君の死亡七周忌を6日後にした22日、市民社会団体が九宜駅で記者会見を行い、追悼週間を宣言した。会見の参加者たちは「昨年9月に(新堂駅で)一人でパトロールしていた駅員が殺害された事件と、10・29梨泰院惨事は、政府とソウル市の公共機関での安全要員削減による日常的な人員不足が原因」とし、「九宜駅事故を通じて明らかになった『非正規職』と『外注化』の問題が、社会的な問題として明らかになったが、未だに随所で、危険の外注化によるもっと大きな危険が繰り返されている」と主張した。また「今年の第1四半期だけで128人の労働者が労災で死亡するなど、未だに危険にばく露している労働者が多い」とし、政府に環境改善を要求した。
参加者たちは記者会見の後、キム君の死亡事故現場である9-4番線のホームドアに設置された「追慕の壁」の前で献花し、故人を追悼した。追悼の壁は29日まで運営される。
2023年5月22日 京鄕新聞 ソン・ドンフン記者
https://www.khan.co.kr/national/labor/article/202305221445001