週末を返上、不払い事業主を逮捕/今年の監督官15人を選定 2019.12.27

4月末、京畿道のある療養病院で、院長が午前の回診を終わった後、逃亡する事件が発生した。介護労働者と警備労働者の賃金1億ウォンが不払いの状態だった。雇用労働部のJ勤労監督官(53)は、裁判所から逮捕令状を受けて逮捕しようとした。週末を返上して院長の自宅の近くに潜伏し、院長を逮捕するのに成功した。院長が息子の口座に隠匿していた資金を発見して、不払いの賃金を清算した。
病院で働く高齢の警備労働者が労働部に自筆の手紙を送って、監督官に感謝を表わした。雇用労働部はJ監督官など、労働者権益保護と労使関係の安定に寄与した今年の勤労監督官15人を発表した。J監督官のように脆弱階層労働者の賃金不払いを積極的に解決し、て使用者を厳罰にした監督官が少なくなかった。クォン労働部・勤労監督政策団長は「来年が、国民が皮膚で感じる勤労監督行政改善元年になるように、全国の勤労監督官と共に最善を尽くす」と話した。

2019年12月27日 毎日労働ニュース キム・ハクテ記者