建設産業連盟、建設業界糾弾「制度改善に反対している」 2022年8月19日 韓国の労災・安全衛生
建設の日の記念式行事の会場前で「建設労働者の正当な制度改善要求に反対する建設業界を糾弾する」という声が響き渡った。
建設産業連盟は18日、ソウルの建設会館前で『建設労働者制度改善に反対する建設業界糾弾決意大会』を開催し、組合員1千人余りが参加した。組合員は『安全な建設現場争取』と書かれたプラカードを持って「建設労働者の労働条件を改善せよ」と叫んだ。
連盟は建設安全特別法の制定案が、建設業界の反対で2年近く国会の敷居を越えられないと批判した。「共に民主党」のキム・ギョフン議員が2020年9月に発議した建設安全特別法制定案は、発注・設計・施工・監理者に、権限に見合った安全管理責任を付与するものだ。大韓建設団体総連合会は昨年12月、政府と国会に、『建設安全特別法制定反対嘆願書』を提出した。同時に「建設安全特別法制定を無理に推進することは、建設企業に潜在的な犯罪者の烙印を押すこと」と主張した。チャン・オッキ委員長は「建設労働者が毎年数百人ずつ死んでいくのに、建設業界は何の対策も立てていない」、「今年下半期には必ず建設安全特別法を制定する」と強調した。
2022年8月19日 毎日労働ニュース シン・フン記者
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