新規化学物質122種中44種「有害・危険物質」 2021年12月21日 韓国の労災・安全衛生

雇用労働部が、今年2月から10月にかけて国内で製造または輸入した新規化学物質122種の名称と有害・危険性を公表した。

産業安全保健法によると、新規化学物質の製造・輸入者は、予め有害・危険性調査報告書を労働部長官に提出しなければならず、労働部はこれを検討して、化学物質の名称と有害性を公表する。今回公表した新規化学物質は122種で、このうち、DL-10-カンファースルホン酸、4-メルカプトフェノールなど44種は急性毒性、皮膚腐食性などの有害・危険性が確認された。

労働部は有害・危険性がある物質を扱う労働者を保護するための換気施設の設置と保護眼鏡・手袋といった個人保護具の支給を事業主に要求した。また物質の有害・危険性を事前に把握できるように、物質安全保健資料(MSDS)に反映して事業場に掲示・配置するようにした。

2021年12月23日 毎日労働ニュース キム・ミヨン記者

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=206574