龍仁市、メッセンジャーで建築物の解体工事現場を随時点検 2021年9月23日 韓国の労災・安全衛生

カカオトーク団体チャットルームを利用した建築物解体工事現場の点検(例示)/龍仁市提供

龍仁(ヨンイン)市が10月からメッセンジャーを利用して、館内340ヶ所の建築物解体工事現場を常時点検する。

これは6月に光州で発生した解体工事現場の崩壊事故のような惨事を防ぐために、常時点検体系を構築して現場の工程を把握し、適切な安全管理対策を作るためだ。

このために龍仁市は、建築物解体工事現場の監理者や現場代理人、市・区庁の担当公務員が疎通できる団体対話チャネルを開いて、各現場の工事進行状況を毎日共有する。また、建築物を解体する場合には、解体計画書によって撤去工事を行っているかを把握する。

しかし主な構造部の解体のような重点管理が必要な工程は別だ。 龍仁市はこのような場合は担当公務員が直接現場を訪問して、危険要因がないのか点検し、現場関係者と協議して対策を用意する計画だと強調した。

市は12月まで、この制度を試験運営した後、問題点などを補完して、来年1月から本格的に施行する方針だ。

龍仁市の関係者は「毎日該当現場の工程状況を共有し、危険要因が発生する場合、直ちに措置できるようにメッセンジャーを利用する」とし、「財産や人命被害が発生しないように、徹底して解体工事現場を管理する」と話した。

2021年9月23日 民衆の声 キム・トギュン記者

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