勤労福祉公団、保有の産災(労災)判決文をオンライン公開 2021年2月24日 韓国の労災・安全衛生
勤労福祉公団が保有している産業災害関連の判決文を、オンラインで見ることができるようになる。
公団は23日「産災の判決文を、誰でも簡単にオンラインで照会できる産災判例情報ウェブサービスを、24日から開始する」と明らかにした。
産災事件の判決文は、現在、大法院の総合法律情報サイトによって確認することができるが、公開される判決文が多くない上に、訴訟を提起するかどうかを決める重要な参考資料になる下級審の判決文はほとんど公開されていない。インターネットの閲覧サービスで判決文を見るには、1件当り手数料1千ウォンを出さなければならない。
公団は産災判例ウェブサイト(sanjaecase.kcomwel.or.kr)で、公団が蓄積している産災の判決文2万9千件余りを無料で提供する。事故や疾病の種類によって、療養・休業・障害・遺族などがそれぞれ望む種類の判決文を探して見ることができるように、細部検索機能も提供する。毎年2千件ずつ追加して生成される判決文も続けてアップデートする。カン・スンヒ理事長は「公団が保有している公共データを国民に開放することによって、権利救済と社会的な費用削減を助けるものと期待する」とした。
2021年2月24日 毎日労働ニュース チェ・ジョンナム記者
http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=201478