平澤の米軍基地で白リンが漏洩、避難命令は1時間余りで解除/韓国の労災・安全衛生2026年07月28日

京畿道平澤市の烏山アメリカ空軍基地(資料写真)ⓒ民衆の声

京畿道平澤のアメリカ軍基地で、人体に致命的な白リンが漏出する事故が発生し、住民に避難命令が出されたが、30分で解除された。

平澤市によると、28日午後5時7分頃、K-55アメリカ軍基地(烏山空軍基地)で白燐が漏れ出した。事故当時、アメリカ軍は「弾頭から化学物質の漏出が疑われる」と112と119に通報した。

通報直後、平澤市は災害メッセージによって「K-55米軍基地内で白リン漏出。近隣住民は皮膚にばく露しないよう、安全な場所へ避難してください」と伝えた。

警察は基地周辺にパトロール車を配置し、市民の接近を防ぎ、車両を迂回させた。消防当局は、機材と人員を投入して現場の収拾と安全対策を実施した。

平澤市は午後6時13分に「(避難命令解除)K-55アメリカ軍基地内の白リン漏洩は、部隊内で対処完了、近隣住民は日常生活に復帰してください」という災害メールを流した。現在までに確認された人的被害はない。

ただし、事故の経緯や原因、具体的な対策や再発防止策などは明らかにされていない。

白リンはリン(P)の一種で、空気中の酸素と反応すると自然発火する性質がある。皮膚に触れると火傷し、体内に吸収されると肝臓や腎臓などに損傷を与える可能性がある有毒物質であり、白リン兵器を民間人に使用することは、国際法上禁止されている。

2026年7月28日 民衆の声 コ・ヒチョル記者

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